「外部データの読み込み設定」ダイアログ

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 [電話帳(F)]-[外部データの読み込み(I)...]メニューを選択したときに表示されるダイアログです。CSV(カンマ区切り)ファイルやタブ区切りのテキストファイル、Jアドレス形式のデータを読み込むときに利用します。

このボタンが有効なとき読み込み操作が可能です。外部データを読み込むときにクリックしてください。

読み込みをやめるときにクリックしてください。

このページを開くときにクリックしてください。

ここに読み込むファイル名を入力します。DlgImportFileOpenButton.gifをクリックすると、「ファイルを開く」ダイアログが表示されるので、ファイルを選択する事もできます。選択したファイルは「読み込む外部データフィル名」の欄に入力されます。

表示可能なファイルが設定された場合、ファイル形式や対応する電話帳項目が自動的に設定されます。その後好みの設定に変更してください。

一度内容を表示したファイル名は、20件まで記憶していますので、DlgImportFileNameDropDown.gifボタンをクリックしてファイル名の一覧を表示して、選択する事でも読み込む外部データファイル名を設定できます。

また、一度読み込みを実行したファイルの読み込み設定情報は、最大20件分記憶されます。同じファイルを再度読み込むときには、ファイル形式や対応する電話帳項目の設定が自動的に前回読み込み時の設定になります。内容を表示しただけのファイルより、読み込みを実行したファイルの方が上位の優先順位で情報が保存されます。

読み込むファイルの形式を設定します。選択できるのは以下の3種類です。

読み込む外部データファイルの何行目から何行目までを読み込むかを設定します。0行目までの設定にすると最後の行まで読み込みます。

Jアドレスファイルの場合は、設定をした範囲のうちデータ行のみを読み込みます。タイトル行やインデックス行、コメント行などは読み込みません。

読み込む外部データファイルの内容がここに表示されます。CSV(カンマ区切り)ファイルであれば、カンマで区切られた各項目の内容が1行ずつに分かれて表示されます。最大30行まで表示されます。ただし、画面サイズが小さい場合は画面サイズに入るだけの行が表示されます。

読み込む外部データファイルの何行目を表示しているか示します。また、DlgImportSpin.gifボタンをクリックして、読み込む外部データファイルの表示行を変更することができます。

表示している読み込む外部データファイルの内容が、ケータイ・リンク電話帳のどの項目に対応するのかを設定します。読み込む外部データファイル名が設定されたり、変更されたり、また、ファイル形式が変更された時点で、自動的にケータイ・リンクがこの項目を設定しますので、その後目的の設定に変更してください。

対応する電話帳項目は、電話番号以外は重複設定ができません。電話番号を複数設定した場合は、電話番号だけが異なる複数の行がケータイ・リンク電話帳に追加されます。住所録などのひとりの人に複数の電話番号が登録されているデータを読み込む場合に便利に利用できます。

選択できる項目内容は、以下の通りです。項目名の先頭に * が付く場合、その項目の読み込み対象のデータが有効な場合のみデータをケータイ・リンク電話帳に読み込みます。

+名前 +ナマエ(ふりがな) *+名前 *+ナマエ(ふりがな) は、名前やナマエの項目に該当する元データが姓と名で別々の項目になっているような場合、その2つを合わせてケータイ・リンクの1つの項目のデータとして読み込む場合に利用します。通常、姓の項目に + の付かない方(名前 ナマエ(ふりがな) *名前 *ナマエ(ふりがな))を設定し、名の方に + の付く方(+名前 +ナマエ(ふりがな) *+名前 *+ナマエ(ふりがな))を設定することになります。必ずしもそうする必要はありません。

また、+備考 *+備考は、備考項目に含めたい文字列に付け足したいとき設定します。何度でも設定できます。

+ の付く設定がされたときは、その項目の読み込むデータの直前に半角の空白が1文字追加されます。

また、外部データのうち読込まない項目は、この設定を空白状態にしてください。

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 このように設定されている場合、読込んだ結果は下図のようになります。

 「*名前」で、名前の項目が有効なデータを読み込むことを設定し、「ナマエ(フリガナ)」では、ナマエとして読み込む有効なデータが設定されていなくてもそのデータを読み込むことを設定しています。また、「+ナマエ(フリガナ)」の設定で、フリガナが姓と名に分かれている元データを1つのナマエ項目のデータとして読み込む設定をしています。4つの「電話番号」の設定のうち一番上の * のない「電話番号」の設定では、その項目に電話番号が登録されていなくても、データとして読み込む設定がされています。下図の先頭の行がその結果です。続く3つの「*電話番号」は、その項目に有効なデータが設定されている場合のみ、ケータイ・リンク電話帳に読込まれます。下図の2、3行目がそれです。2つ目の「*電話番号」の設定分は、その項目に有効なデータが登録されていなかったので、ケータイ・リンク電話帳には読込まれていません。

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 グループの読み込みルールは次の通りです。

 「グループ番号」として読み込む項目が設定されているとき、読込んだ電話帳データの「グループ番号」はその項目の番号がそのまま反映されます。このとき、「グループ名」や「グループ(カナ)」が対応する電話帳項目として設定されていてると、ケータイ・リンク電話帳にその番号でグループが登録されていないか、グループ番号だけが登録されているとき、読込んだデータの「グループ番号」、「グループ名」、「グループ(カナ)」がそのままケータイ・リンク電話帳のグループに登録されます。既に同じ番号でケータイ・リンク電話帳にグループが登録されている場合は、読み込むデータのグループ番号のみが有効になります。

 「グループ番号」として読み込む項目が設定さず、「グループ名」や「グループ(カナ)」として読み込む項目が設定されている場合、ケータイ・リンク電話帳に同じ「グループ名」のグループがあるか検索し、見つかった場合、そのグループの番号を読み込んだデータのグループ番号として割当てます。見つからなかった場合は、その時点で登録されているグループ番号の最大値の次の番号のグループとして登録します。

 

 「シークレット(秘密)」の項目は、空白、「no」、「0」(数字のゼロ)、「false」、「イイエ」、「x」、「×」のとき が表示されない状態となります。これ以外の場合が が表示される状態です。文字は大文字、小文字、全角、半角、ひらがなであってもケータイ・リンクが自動的に変換して解釈します。

 「リナンバー禁止」の項目は、「シークレット(秘密)」と同様で、「シークレット(秘密)」で が表示される設定のとき、リナンバー禁止状態となります。

 その他、読み込む項目に応じて、ケータイ・リンクが文字列を自動的に変換しますので、ナマエの項目に読み込む元データがひらがなであったり、電話番号が全角で登録されていたりしても大丈夫です。

 

ダイアログの説明