ここでは、カメラ付き携帯電話のカメラで撮影した画像をパソコンに読み出す方法を紹介します。対応機種一覧でファイル転送欄にカメラ画像転送ができる表記がある機種が対応機種です。注釈がある場合は、その内容も確認してください。
基本的に、ファイル帳での操作など理解されている方は、特にこの説明をお読み頂く必要はありません。
新規にファイル帳を開く
ケータイ・リンクをスタートメニューから起動した直後は、メモリダイアルの管理をおこなう為のデータが登録されていない電話帳が開いてます。メニューから[ファイル帳]を選択した場合は、データの登録されていないファイル帳が表示されます。
ツールバーのをクリックして、「新規」ダイアログを表示し、ファイル帳を選択します。
データの登録されていないファイル帳が表示されます。
カメラ画像の転送
携帯電話とパソコンをケーブルで接続して、ツールバーのをクリックし「携帯電話からのファイルの読み出し(受信)」ダイアログを表示します。
携帯電話の機種によって、「読出対象」を選択します。docomo,SoftBank機種は、「カメラ画像」を、au、Tu-Ka機種は、「データフォルダ(au,Tu-Ka)」を選択し、[開始]ボタンをクリックします。「携帯電話と通信中」ダイアログが表示され、携帯電話との通信が始まります。ケータイ・リンクの指示に従って、転送を進めてください。ケータイ・リンクに暗証番号入力が必要な場合がありますので、暗証番号入力のダイアログが表示されれば、携帯電話の暗証番号を入力してください。必要がない場合は、そのまま転送を見守ってください。
docomo,SoftBank機種の場合は、カメラ画像が順次ファイル帳に読み出されます。au、Tu-Ka機種の場合は、データフォルダに保存されている読み出し可能なファイルが全て読み出されますので、カメラ画像以外のファイルも同時に読み出すことになります。au,
vofafone機種では、ファイル名選択読み出しを行うと、選択した画像ファイルのみの読み出しも行えます。
読み出しが終了すると、「携帯電話と通信中」ダイアログは自動的に閉じます。読み出したカメラ画像ファイルは、ファイル帳に登録されます。
読み出したデータは、一旦、ファイル帳として1まとめで保存しておきます。ツールバーのをクリックして、名前を付けて保存してください。保存方法は、読み出したメモリダイヤルをそのまま保存と同様で、ファイルの種類が「ケータイ・リンク・ファイル帳(*.ktf)」となります。
以前に保存したファイル帳に、携帯電話のカメラ画像を追加読み出しすることもできます。その場合は、新規にファイル帳を開くの手順の代わりに、過去に保存したファイル帳を開いてください。
画像ファイルをフォルダに保存
ケータイ・リンク以外で画像ファイルを扱うような場合は、ファイルをフォルダに保存してWindows標準の表示機能などを利用して表示や印刷をします。
保存したいファイルを一覧から選択します。マウスで一覧表示のデータをクリックすると、1件選択された状態になります。キーボードで Ctrl キーを押しながら別の行をクリックすると、選択される行が増えます。選択されている行をクリックすると選択状態が解除されます。Shiftキーと組み合わせると、まとめて選択できます。また、ツールバーの[選択]アイコンやその右の▼メニューと組み合わせると、色々な選択方法が選べます。
希望のデータを選択状態にできれば、マウスの右クリックをするか、[ファイル帳]メニューの[ファイルの書き出し]を選びます。
「ファイルの書き出し設定」ダイアログが表示されますので、確認して、[書出]ボタンをクリックします。
名前を付けて保存ダイアログが表示されますので、「マイドキュメント」内の「マイピクチャ」を選択してください。「マイピクチャ」に画像ファイルを保存すると、WindowsXP標準の機能で画像の一覧表示などが簡単に行えます。また、「マイピクチャ」内に専用のフォルダを作成するなどして管理することもできます。
その他、画像処理ソフトや画像印刷ソフトなどで、カメラ画像を利用する場合も同様の方法で、該当ソフトに適したフォルダに、カメラ画像をファイルとして保存してご利用ください。