V501SH,V60xSH,J-SH5xには、電話機内のメモリ情報をSDメモリカードに保存する機能があります。ケータイ・リンクでは、このSDメモリカード内に保存されるデータの編集に対応しています。SDメモリカードの情報をパソコンで読み書きするには、パソコンにSDメモリカードリーダの機能が必要です。パソコン本体にSDメモリカードリーダの機能がない場合は、外付けのSDメモリカードリーダを用意してください。
J-SH5xのメモリ情報が保存されたSDメモリカードをパソコンからアクセスすると、
PRIVATE
−SDJPHONE
−JAVA
−SH_フォルダ
−ウェブ
−ステーション
−データフォルダ
−メール
−ユーティリティ
−スケジュール
−メモ
−メモリダイヤル
−DIAL BCK
のようなフォルダ構造になっています。
電話帳ファイルの読み込み
V501SH,V60xSH,J-SH5xを操作して、メモリダイヤルデータをSDメモリカードに保存していると、この「メモリダイヤル」の「DIAL
BCK」フォルダ内に、「02030700.vcf」
というようなファイル名のファイルが存在しています。このファイルが、電話帳データが保存されているファイルです。この電話帳データは、最終的には携帯電話本体にコピーして利用します。
また、J-SH53では、メモリカード内にデータを保持してそのまま利用する電話帳データが「メモリダイヤル」フォルダに「J0011AB1.vcf」のようなファイル名で保存されています。こられのファイルには、各1件毎のデータが保存されています。この電話帳データをケータイ・リンクで読み込むことはできますが、現状作成することはできません。
ツールバーのをクリックして、「開く」ダイアログを表示し、ファイルの種類から「VCF電話帳ファイル(*.vcf)」を選択します。
上記、フォルダ構造の「DIAL BCK」フォルダを開き、中にある
VCF電話帳ファイル を選択して、[開く]ボタンをクリックしてファイルを開きます。すると新しいケータイ・リンク電話帳に、VCF電話帳内のデータが読み込まれます。読み込んだ電話帳データは、ケータイ・リンク電話帳(.ktl)形式で保存したり、必要な編集を行ってください。
電話帳ファイルの書き出し
次にケータイ・リンク電話帳をVCF電話帳として保存するには、通常のをクリックする保存方法ではなく、[電話帳(F)]メニュー内の[外部ファイルへの書き出し]メニューを利用します。このメニューを選択すると、下記の「電話帳データの外部ファイル書き出し設定」ダイアログが表示されます。
この[外部ファイルへの書き出し]メニューはデータが選択状態にあるときだけ有効になりますので、電話帳データ全てをVCF電話帳ファイルに書き込む場合は、全ての電話帳データを選択状態にして、「電話帳データの外部ファイル書き出し設定」ダイアログを表示させてください。
このダイアログの[書出]ボタンをクリックして、VCF電話帳ファイルを作成し、上に記したSDメモリカード内の該当フォルダに保存します。VCF電話帳ファイルに付ける名前は、保存されていた名前にする必要はありませんが、アルファベットと数字からなるファイル名にしておくのが無難です。
その後、SDメモリカードをV501SH,V60xSH,J-SH5xに取り付けて、カードからの読み込み機能でメモリダイヤルを選択すると、ファイル名が表示されますので、保存したVCF電話帳ファイルを選択して、カードからの読み込みを行うと、電話帳データがV501SH,V60xSH,J-SH5xに転送されます。
なお、データ消失などへの配慮として、携帯電話からSDメモリカードに保存したデータは、そのままの状態でパソコンにコピーして保存されることをお勧めします。