着メロタイプ D2
PDC
NTT docomo D209i D502i SH821i
D209i D502iのケーブルでの書き込みでは、着メロタイプ D9 を利用します。このタイプではケーブル書き込みできません。
[音階][半音][オクターブ][音の長さ]の4つの要素で1つの音符を表します。[半音]と[オクターブ]の指定の順序は入れ替わっても構いません。
テンポはデータの先頭に「テンポ」の文字列とそれに続く数値で指定します。
音階 表記 入力 ド ド ド d レ レ レ r ミ ミ ミ m ファ ファ ファ f ソ ソ ソ s ラ ラ ラ l シ シ シ t 休符 ・ ・ − ● ○ 休 p
半音 表記 入力 半音上がる # # # 半音指定なし (なし) (なし) 半音下がる ♭ (なし) ♭
オクターブ 表記 入力 2オクターブ上 ▲▲ 1オクターブ上で使える記号を2つ続ける 1オクターブ上 ▲ ▲ △ ↑  ̄ ~ ∧ ^ 中心オクターブ (なし) (なし) 1オクターブ下 ▼ ▼ ▽ ↓ _ _ ∨ v V 2オクターブ下 ▼▼ 1オクターブ下で使える記号を2つ続ける 3オクターブ下 ▼▼▼ 1オクターブ下で使える記号を3つ続ける
音の長さ 表記 入力 全音符(休符) 全 全 1 付点2分音符(休符) 2. 2. 2・ 2分音符(休符) 2 2 付点4分音符(休符) 4. 4. 4・ 4分音符(休符) 4 4 付点8分音符(休符) 8. 8. 8・ 8分音符(休符) 8 8 付点16分音符(休符) 16. 16. 16・ 16分音符(休符) 16 16 付点32分音符(休符) 32. 32. 32・ 32分音符(休符) 32 32 64分音符(休符) 64 64 3連2分音符(休符) 3つで全音 23 23 3連4分音符(休符) 3つで2分 43 43 3連8分音符(休符) 3つで4分 83 83 3連16分音符(休符) 3つで8分 163 163 3連32分音符(休符) 3つで16分 323 323 3連64分音符(休符) 3つで32分 643 643 3連8分音符とは、3つ合わせて8分音符2つ分の音の長さになる音符をさします。表記を83としているのは、着メロ楽譜の8分音符に3を添えた表記に合わせています。他の3連の音符についても同様です。
この着メロタイプで登録できる着メロデータを携帯電話本体に手入力することはできないため、着メロ操作は、着メロテキストと同じ内容としました。
D502i用iメロディでは音色の設定ができます。ケータイ・リンクでは、着メロ再生時のMIDIの音色設定を携帯電話の音色A、B、C、の3つのどれか(開発者の気分で選びました)に割り当てます。和音で携帯電話に着メロを登録する場合、一番最初のメロディの音色設定がその曲の音色として採用されます。
確実に音色A、B、Cを指定したい場合は、以下の表の対応を利用してください。
音色 GMの音色番号 A 91 B 1 C 10
各パート(メロディ)毎に音量の設定ができます。着メロデータの追加・変更ダイアログで設定した音量設定がそのまま採用されます。
D502i用のiメロディファイルとしてD502iがダウンロードできる音符の最大数は、1曲の総データ量で決まります。このデータ量は、iメロディの1曲分のデータとして約5400バイトです。この中には、曲名の文字列なども含まれます。1つの音符は3バイトのデータとなり、3パート合わせて約1600音符のデータを含めることができます。着メロ楽譜では、便宜上、この1/3の値の500音符で音符表示色を変えています。
3パート分の総データ量が、5400バイトを越える曲のデータを書き込みしようとした場合は、ケータイ・リンクが最大長に収まるように曲の最後の部分を短くします。
この着メロタイプでは、5オクターブ強の音域を利用できます。